伝統工芸・クラフト・国際交流 社団法人京都国際工芸センター

京都には、千有余年の昔より職人の手で作られてきた数々の貴重な伝統工芸品があります。

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第41回 『重陽の節句 (ちょうようのせっく)』

水引
9月9日
端午の節句や七夕の節句などと並ぶおめでたい五節句のひとつです。
旧暦では、菊の花が咲く季節でもあるため「菊の節句」と呼ばれます。

中国の陰陽思想では、奇数は「陽」の数で、その最大の数字である「九」が重なるこの日を「重陽(ちょうよう)」と呼んで、めでたい日としました。
中国では9月9日に高い山に登って無病息災を祈願し、不老長寿を願って菊の花びらを浮かべた菊花酒を酌みかわしたといわれています。

これが飛鳥時代にわが国に伝わり、宮中の行事として菊花宴を催すようになりました。
また、旧暦の9月9日は田畑の収穫時期であったため、農山村や庶民のあいだでは、「栗の節句」と呼んで、栗ごはんで節句を祝ったといわれています。

現在では「菊の節句」としての意味は薄れていますが、この日にちなんで菊祭りや菊人形展などが各地で開かれています。

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