伝統工芸・クラフト・国際交流 社団法人京都国際工芸センター

京都には、千有余年の昔より職人の手で作られてきた数々の貴重な伝統工芸品があります。

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第45回 『春のお彼岸(ひがん)』

「彼岸」は、仏教用語の「到彼岸(とうひがん)」という言葉に由来します。「到彼岸」とは、サンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)を漢訳したもので、「到彼岸」の彼岸は、迷いのない悟りの境地を意味します。彼岸に対して、私たちが今生きている煩悩に満ちた俗世間が此岸(しがん)です。
こちら側(此岸)の私たちが、あちら側(彼岸)に至るための仏道修行を「到彼岸」といいます。

このように彼岸は仏教の行事ですが、春と秋の年に二度ある日本独特の行事で、「春分の日」または「秋分の日」を中日(ちゅうにち)として、それぞれ前後3日ずつ7日間にわたり行われる仏事です。

 お彼岸の日程と呼び方
 ■春分(秋分)の日     ~ この日を「彼岸の中日」と呼んでいます。
 ■春分(秋分)の3日前の日 ~ この日を「彼岸の入り」と呼びます。
 ■春分(秋分)の3日後の日 ~ この日を「彼岸明け」と呼んで彼岸の最後の日となります。

ふつう「お彼岸」と言った場合は春の彼岸を指し、秋の彼岸は「秋彼岸」「後の彼岸」などと呼んでいます。

今年のお彼岸は、2013.3.17(彼岸入り)~ 3.20(彼岸の中日)~ 3.23(彼岸明け)です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、お彼岸はちょうど季節の変わり目で一年でも一番過ごしやすい時期なので家族揃ってのお墓参りは生活に定着しています。
お彼岸の日には、ぼたもちやおはぎ、お寿司、お団子などを作って、仏壇やお墓参りの折に墓前に供える風習が各地に残っています。


今週の問題

春のお彼岸でお供えすることが多い「ぼたもち」の名前の由来は何でしょうか。

今週の回答

A:オランダ語で餅を意味している
B:形がボタッとしているから
C:牡丹の咲く季節だから
牡丹の咲く季節だから

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