伝統工芸・クラフト・国際交流 社団法人京都国際工芸センター

京都には、千有余年の昔より職人の手で作られてきた数々の貴重な伝統工芸品があります。

あいさつ

あいさつ

京都の工芸の多くは、各時代における革新的な挑戦を経て成熟してきたもので、それは素材に対する加工技術の発達であり、表現・意匠の完成であり、生活文化の機運が熟すことでもありました。
先端産業系の世界的企業が数多く集積する京都の背景には、こうした工芸の基盤技術がその起点ともなっています。科学技術を裏付けとした近代工業化、そして国際化、情報化への変革によって、21世紀の私たちの生活も大きく変容することとなりました。
自然環境や資源・エネルギー問題、工賃・生産コストや需要・流通の問題、さらに途上国からの輸入品の追い上げなど、直面する問題も複雑な様相を呈しています。
一方、情報化の急速な進展はデジタル化への反作用の一面として、日常的な流れのなかで生活に密着し、いつも出会えた「もの」、代々伝わってきた「もの」などに対する愛着の高まりともなってきているようです。それは言い換えれば、ゆとりや潤い、生きがいなど、精神的、文化的な豊かさを重視する傾向でもあるのでしょう。消費者、生活者のニーズが個性化し付加価値志向へと移ってきた今日、「もの」を通して作り手とユーザーが人・同士でつながるサービスを形づくらなければならないと考えています。
京都という豊かな土壌を礎にして、私たちの生活を彩る「もの」と"人"がいきいきと交流し、生きた情報を交換し、新たな出会いの触発を通じて『新しい和』、『新しい智』を生み出す拠点を熱い心で構築してまいります。私たちの文化、産業、社会に寄与するために、次代を見据えた創造を目指して、
いま立ち上がらなければならないと考えています。

社団法人 京都国際工芸センター
理事長 黒竹 節人


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京都国際工芸センター

〒605-0073 京都市東山区祇園町北側275
電話番号:075-532-1666
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年中無休