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手づくり扇子展

真夏日の暑さが続き、京都はいよいよ夏本番です。夏には欠かせないのが扇子です。
WAZAGUギャラリーでは「手づくり扇子展」を開催中です。扇子デザイナーの講殿友宏さんの扇子80点を展示しています。
講殿さんの扇子は色づかいが上品で、どの扇子もしっかりした存在感と高級感があります。材料や仕上げにもこだわり、柿渋で仕上げたシックな扇子や、銅版画を用いたものもあります。また、かわいいネコや鳥の足あとをあしらった扇子や、鳥獣戯画のウサギやカエルがサッカーをしている柄もあり、意外な組み合わせが楽しめます。
ギャラリーには、オレンジ色の花を咲かせるヒオウギスイセンの花が飾られています。
似た名前で同じくオレンジ色の花の「ヒオウギ」は、葉の形が扇に似ていることにその名が由来します。京都では祇園祭には欠かせない植物で、お祭の時期に軒先などに飾られます。近くの会社の玄関にも飾られていましたが、なるほど根元から分かれた葉が扇を広げたように見えます。
「手づくり扇子展」は7月7日(月)まで


2014-07-02 15:15:33
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Pagos 夏の帽子展

WAZAGUギャラリーにて「Pagos 夏の帽子展」を開催中です。
毎回ご好評をいただいている安田広実さん・久美子さんの「帽子工房Pagos」帽子展も今回で4回目。型を用いたスタイリッシュで気品あふれる帽子や、様々な生地を組み合わせたアイデア豊かで楽しい帽子など、性別・年齢を問わず楽しめる、さまざまな種類の帽子約80点を展示しています。
Pagosの帽子は、今では手に入りにくい上質の材料を用いて一個一個手作りで作られています。どの帽子にもかぶる人を魅力的に見せるポイントがあり、他とは違った仕掛けが凝らされています。
Pagosさんとお話していると、帽子にまつわる興味深いエピソードが尽きません。
帽子の話を聞きながらじっくりと自分に似合うものを選んでみてはいかがでしょうか。百貨店の帽子売場とは一味違った帽子選びを楽しんでみてください。

2014-06-17 15:11:30
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若山久男 若山佳代子 ガラスとパッチワーク二人展

滋賀県在住のガラス工芸・パッチワーク作家二人による「若山久男 若山佳代子 ガラスとパッチワーク二人展」を開催しています。
ガラスはグラヴィール(エングレーヴィング)という手法で、切子細工に似ていますが、直線以外にもに繊細な曲線を表現できるのが特徴です。植物をモチーフにしたステンドグラス、ランプ、衝立といった作品は、無色透明のガラスが模様を美しく浮かび上がらせ、陰影豊かな光を楽しむことができます。
トートバッグやポシャギ、暖簾など、幾何学模様をあしらったパッチワーク作品は、モチーフの一つひとつがミシンを使わず手縫いで縫い合わされています。その手の細かさには驚かされます。
「若山久男 若山佳代子 ガラスとパッチワーク二人展」は6月16日(月)まで

2014-06-09 19:51:44
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豊岡柳 KAGO展 2014 始まりました

WAZAGUギャラリーにて、兵庫県豊岡市に古くから伝わり、柳製品では全国で唯一伝統工芸品に指定されている「杞柳細工」(きりゅうさいく)を紹介する企画展「豊岡柳 KAGO展」が始まりました。
今回は、豊岡の柳製品を写真パネルで紹介するコーナーを拡大しました。職人が材料であるコリヤナギの栽培から加工まで行なう全国でも珍しいユニークな伝統工芸について、コリヤナギの栽培や、かごの編み方などがわかりやすく解説されています。
兵庫県の豊岡地方は、柳細工の原料となるコリヤナギの産地として千年以上の歴史があり、奈良時代には豊岡の柳筥(やなぎかご)が正倉院に上納されています。代表的な柳細工である柳行李の生産が盛んになったのは江戸時代。昭和まで文箱、小物入れ等に広く家庭で使われてきました。明治以降は持ち手を付けることで旅行鞄などとして広く用いられ、柳細工は入れ物から鞄へと変貌を遂げました。
今回の展示の目玉となるのは、柳細工職人によるバッグ、アタッシュケースなどのかご、かばん製品です。昭和以降、鞄産業の発展とともに素材としての柳が次第に革など他の材料に置きかえられていきましたが、鞄製造の高い技術をもつ職人が再び柳を用いて作ったバッグは柳行李の伝統を今に伝えています。その軽さ、曲線美をぜひお手に取ってお確かめください。
その他にも、江戸切子とのコラボ製品、柳の皮で染色めたトートバッグなども展示します。
「豊岡柳 KAGO展」は5月19日(月)まで

2014-05-13 17:09:45
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現代の飛騨の匠 ~ Arts Craft Japan 創作家具展 ~

飛騨の小京都といわれる岐阜県高山市在住の家具作家、渡邉主税さんの個展「Arts Craft Japan 創作家具展」を開催中です。
無垢の原木を使ったテーブルやスツール、ケヤキやミズメなどの一枚板が運び込まれ、ギャラリーは木の香りもさわやかに見違えるような素晴らしい空間に生まれ変わりました。
渡邉さんは京都造形芸術大学で彫刻を専攻、北海道で家具製作を学んだ後独立し、飛騨高山にて家具工房Arts Craft Japanを構えられています。
日本のほぼ中央に位置し、森林豊かな飛騨地方からは、古くは都の造営のため職人たちが送られ、その木工に対する高度な技術などから都の人々に『飛騨の匠』と呼ばれました。彼らはその後、新しい文化・技術を故郷の飛騨高山へともたらします。
日々の暮らしの中で色あせることない匠の技を現代に受け継いで制作された渡邉氏の作品は、確かな技術に裏打ちされ、細部まで精巧な細工と、北欧家具を思わせるシンプルな造形美を兼ね備えています。まさに現代の飛騨の匠ともいうべき若手作家です。
Arts Craft Japan創作家具展
5月12日(月) まで

2014-04-21 16:50:22
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