伝統工芸・クラフト・国際交流 社団法人京都国際工芸センター

京都には、千有余年の昔より職人の手で作られてきた数々の貴重な伝統工芸品があります。

waza-guたより

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ガラス工房ラルベロ ピーノさんの実演


祇園の京都国際工芸センターで「ガラス工房ラルベロ・ベネチアンアクセサリー展」が開催中です。今日は来日中のガラス職人ピーノさんのガラス実演の初日でした。



ミレフィオッリという断面が花模様になった棒状のガラスを専用の道具で短く切り、並べて様々な模様を作ります。



今日はピーノさんオリジナルの「ラルベロ」(木)のデザインを作っていました。窯で焼くとガラスの隙間が埋まるため全体が縮んで小さくなります。




ここでは窯がないためせっかくのデザインも最後にはガラスビーズに戻ってしまいます。ピーノさん「せっかく作ったのに作品に仕上げられないのは残念だよ!」



ピーノさんと奥さんの佳奈枝さん。お二人はベネチアでガラス工房とお店を営んでいます。毎年冬に日本で百貨店などに出展されるほか、京都でベネチアガラス体験教室を開催されています。

ラルベロのホームページはこちら。体験教室の日程なども掲載されています。



【ベネチアンガラス・アクセサリー展】

会場:京都国際工芸センター
   京都市東山区四条通花見小路東入ル祇園くろちくビル倭美坐1F
会期:2月1日(水)~2月15日(水) 10:00―19:00
2月11日(土)、12日(日)にガラス工芸の実演開催(13:00より2時間程度)
展示内容:ベネチアンガラス工房「ラルベロ」のアクセサリーを展示
お問い合わせ先:京都国際工芸センター
TEL:075-532-1666 FAX:075-532-1680

2017-02-11 16:36:14

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フラワークラフトガーデン

フラワークラフトガーデン
フラワークラフトガーデン



京都国際工芸センターギャラリーにて「フラワークラフトガーデン」を開催中です。
苔や多肉植物、ハーブなどをバスケットに植え込んだインテリア植物や、さまざまな花を手描きしたトールペインティング小物、花のプリント生地をもちいたバッグなどを展示販売します。
フレッシュな花や植物をインテリアに取り入れて楽しんでみてはいかがでしょうか。

◆フラワークラフトガーデン
・会場:京都国際工芸センター WAZAGUギャラリー
(中京区高倉通三条下ル丸屋町165 市営地下鉄烏丸線烏丸御池駅より徒歩5分 京都文化博物館から高倉通を南へ50m)
・会期:2016年5月31日(火)-6月6日(月) 10:00―18:00

フラワークラフトガーデン
フラワークラフトガーデン

2016-05-31 16:42:20

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【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 4

【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 4


展示解説「豊岡で育てるコリヤナギの一年半」より 「再び訪れた春」

4~5月になると、去年刈り取り冬ごもりを終えた柳は、枝からは新芽、刈り取られた枝の足元からは根が出てきます。再び大地に根付こうとする生命力の強さを伺えます。
この時期の新芽と下から映える根が大事な意味を持ちます。柳に再び根が生え、水を吸い上げ成長しようとし、根から送られる水によって新芽を吹き出します。根と葉をつなぐ「水道」が柳の表皮の下にできることで柳の皮が剥ぎやすくなるのです。

「柳の皮剥ぎ」

春の風物詩、柳の皮剥ぎを行います。
海外ではこの皮剥ぎは、柳を大きな釜で蒸して剥ぐことも多く、その場合は柳が持つ独特の白肌、別名「植物の象牙」と呼ばれる素肌は生まれません。

春の柳に「水道」ができるまで丹精込めて世話し、やっと皮剥ぎのの時期を迎えます。
その作業はすべて手作業。一本一本の柳をフタマタという道具に挟んで一気に引っ張って皮を剥ぎます。
皮を剥ぎ、すぐ水洗いする工程が待っています。時間を置くと植物独特のアクが出るので、柳の素肌が濁ってしまいます。
皮をある程度(ひと束くらい)剥ぐと急いで近くの水路で洗います。田植えの時期はまだ雪解け水が流れており、手はかじかむほど冷たいです。水につけて丁寧にごしごし洗います。一本一本目でチェックしながら、アクが目立つところは指の肌できれいに撫でて流します。長さ2m以上ある柳を川で腰をかがめ、ひと束約15~20分洗います。
本当に手間がかかります。

川で洗ったあとはさっと陽にあてて乾かします。そして、ある程度乾いた柳を並べて干します。朝、陽がでると皮剥ぎを終えた柳を表に干し、夕方日が沈む前には倉庫の中に干す場所を移動します。夜露にあててはいけないからです。この作業がお盆過ぎまで毎日続きます。

皮剥ぎが始まる4月末から作業を終える6月の頃。畑には柳の株から新しい芽が1m50cm程に育っており、また芽摘みを同時進行で進めます。
こうして伝統工芸士さんの生活は柳とともに四季を迎え、柳の成長とともに作業を行い、端正こめて編み素材として使えるようになるには1年半かかります。
お盆明けて、初めて新しい柳を加工して編むことが可能になります。

【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 4
【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 4

2016-02-24 11:16:09

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【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 3

【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 3



展示解説「豊岡で育てるコリヤナギの一年半」より 「冬~早春」

冬。しんしんと降る雪は重みを増します。しかし柳を束ねていることでしっかり立ったまま曲がることはありません。こうして冬を越さないとまっすぐな素材になりません。静かに深まる寒さを柳は眠るように耐えていきます。
この工程が暖かい気候の東南アジアで栽培される柳とは大きな違いとなります。柳の繊維質がこの寒い豊岡の地域でも適合して生き残ろうとして強くなると言われています。

早春。雪が解け始める2月終わりから3月にかけ、花芽が出てきます。柳の花はフワフワの毛糸玉にも見えます。
春の知らせを花芽が教えてくれます。徐々に花芽が増え、フワフワでいっぱいになり、そしてその下からは新芽がめぶいてきます。



【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 3

2016-02-24 11:11:08

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【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 2

【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 2



展示解説「豊岡で育てるコリヤナギの一年半」より 「秋」

2.5~3mへ柳は成長し、すっかり手の届かない高さになっています。
トンボが飛び秋の知らせが届く頃、柳の葉が落葉を始めます。冬支度です。

落葉し終えて、雪が降る前のわずかな期間で柳の株を傷めないように、今年育った枝を手作業で刈り取っていきます。刈り取った柳を束ねて柔らかな土の上に立たせます。
これは「冬ごもり」という作業です。
立てた柳の足元を踏んで凹みをつけ雪解け水が溜まるようにしておきます。
柳は刈り取られても眠っているのであって、水分は必要だからです。






【豊岡柳 KAGO展】 展示解説 2

2016-02-24 11:07:37

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京都国際工芸センター

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