金属工芸家大上浩司さんの個展 Brilliant ~金銀細工の装身具展~がWAZAGUギャラリーで始まりました。
シンプルかつスタイリッシュなシルバー、ゴールドのペンダントやリング、ピアスなどのアクセサリー100点以上を展示しています。
普段の生活の中で身に着けられる洋風のアクセサリーですが、和のテイストを取り入れ親しみやすくも格調高いデザインです。技法は伝統の彫金そのもので、唐草模様の透かし彫りや1ミリにも満たない花弁一枚一枚まで細かく彫られた彫金の技は見事の一言です。
会場で彫金の実演されているのを見せてもらいましたが、非常に細かいレリーフをたがねで彫りこむ様子はまさに職人。繊細な作品からの印象とは異なりとても気さくで楽しい方です。大上さんの隠れた特技は英語で、外国人観光客に流暢に作品の説明をされているのには驚きます。
工房名のCanteteには、Can=貫・tete=手々、つまり「手作りを貫く」という信念が表わされています。
◆大上浩司 Brilliant ~金銀細工の装身具展~期間:8月22日(土)~8月31日(月)26日、29日、30日、31日は在廊予定 実演も行っています
会場:京都国際工芸センター WAZAGUギャラリー(京都市中京区高倉通三条下ル 市営地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅より徒歩5分 京都文化博物館前の角から高倉通を南へ50m)
お問合せ:京都国際工芸センター TEL 075-223-5353