京都国際工芸センターでは、WAZAGUギャラリーに出展されるクラフト作家さんや様々なジャンルの工芸にかかわっておられる方々に、展示中の作品を実際に見ながら解説していただく、「ギャラリートーク」を来月より開催することになりました。
第一回は、この四月に開催しご好評をいただいた「豊岡柳-KAGO展」の、5月28日からのアンコール開催を記念して、中山久美子さん(拓心・代表)に、「現代によみがえる豊岡の柳工芸」をテーマにお話しいただきます。
ICCギャラリートーク 「現代によみがえる豊岡の柳工芸」
お話:中山久美子さん (拓心 代表)
会場:京都国際工芸センター
日時:平成25年6月1日(土)・2日(日) 両日ともに 14:00~15:00
内容:兵庫県豊岡市に古くから伝わる杞柳細工は、素材となる柳の栽培から籠への加工まで一貫して職人が行うユニークな伝統産業です。今回は、豊岡の柳細工を全国に広げる活動をされている中山さんに、コリヤナギの独特の育て方や加工、その良質な素材を用いた柳細工の特徴についてお話しいただきます。また、柳細工から始まった豊岡のかばん産業の伝統を受け継ぐ新感覚のかご製品、バッグ、アタッシュケースなどの柳製品について、実際に見ながら解説していただいます。
参加無料