中野亘陶展 ~音をかたちに カタチを音に~

京都国際工芸センター WAZAGUギャラリーでは5月19日(火)より陶芸家の中野亘氏による個展「中野亘陶展 ~音をかたちに カタチを音に~」を開催いたします。

新潟県出身の中野氏は京都で陶芸を学んだ後、30年前から滋賀県に窯を設け陶作を続けています。これまで国内各地、海外の美術館やギャラリーで作品を発表してきましたが、最近は京都・法然院等の寺院など美術館以外での空間とのコラボレーション展示や演奏活動を行い、土の造形と響きを空間全体で体験できる、従来の枠にとらわれない表現活動を行っています。
今回は「白い器と黒い土笛の響き合い」をテーマに、土笛や生活陶器などを展示します。

また、多くの方に中野氏の作品世界を体験していただくため、会期中にギャラリートーク「土笛の話と演奏」を開催いたします。

展覧会概要

展覧会名: 「中野亘陶展 ~音をかたちに カタチを音に~」
会   場: 京都国際工芸センター WAZAGUギャラリー
(中京区高倉通三条下ル丸屋町165 市営地下鉄烏丸線烏丸御池駅より徒歩5分 京都文化博物館から高倉通を南へ50m)
会   期: 2015年5月19日 (火)-6月1日(月)  10:00―18:00 会期中無休 (最終日のみ15:00まで)
展示内容: 陶製の笛「土笛」、生活陶器、など
入 場 料:無料

ギャラリートーク開催

「土笛の話と演奏」(5月24日(日)14:00~ 参加無料)

中野 亘プロフィール

1953年 新潟市生まれ。京焼・八代目高橋道八に師事。
1978-79年 南米ペルーにてプレ・インカの土器を研究。
1985年 工房を滋賀県東近江市に開く。
1989年 朝日陶芸展入選
各地で陶展を開催。作陶の傍ら自作の土笛で演奏活動も行う。土の息吹を感じとりながら、土の造形と土の音が織りなす響きに独自の世界を見出す。
2002年 個展(新潟・妙光寺、京都・法然院)
2003年 高台寺 方丈前庭(京都)に於いて「春宵」をテーマにオブジェ制作。
2005年 個展(Brums Verk・Norway)
2005年 個展(京都・法然院)
2010年 中野亘陶展in妙光寺(新潟)
2011年 テレビCM「陶芸作家・中野亘」篇(滋賀銀行)が、「第14回環境コミュニケーション大賞」テレビ環境CM部門で「優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)」を受賞。
2014年 陶展―白の呼吸―(京都・法然院)

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